2021年2月6日土曜日

スノボでも全く濡れないお手頃なグローブ


冬!そして雪が降る!
ときたらスノーボードの季節じゃないですか、やっほーー!!
私、とにかくスノボをやるためだけに人生頑張ってます。
最近の雪の少なさはさみしいです(TдT)

さて、私は愛知県在住のため、スキーやスノボと言えば近場の奥美濃近辺に日帰りで行くことが中心です。
高鷲スノーパーク、ダイナランド、めいほう、ホワイトピアあたりに出没します。
この地方の雪は、正直ゆるいです。
いわゆる湿雪の場合が多いので、結構な確率で水を含んでます。
すぐ解ける!
3月に入ろうものならもう、水上か!ってくらい濡れますね。

となると、大きな問題になるのが「グローブ びちゃびちゃやん」問題。
グローブの性能によってはスポンジのように水を吸ってしまいます。
手が濡れるとかなりテンション下がりませんか?

もちろん高級なゴアテックスだのなんだのってのを買えばある程度抑制されますが、
それでも完全とは言い切れない不安も。

なにより金がない!
グローブごときにそんな金出せるかーーー!!

・・・

なんてやってると、結局ベットベトに。
なんか安くてイイものないのかなぁ。。。ってずっと思ってました。
そしてついに出会いました!安くて機能的で信頼できる子に♪

それは君だぁ
ってわけで、この子の情報と使った感じとかをつらつらと書いていくよ。




彼の名前はテムレス


なんだこれゴムっぽい。
ちょっとテカってんなオイ。

という第一印象

値段、、、見た目を考えると、、、微妙か?


間違いなく高い物ではない
が、そもそも作業用じゃない??
←とりま値段チェーック

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どうやらこの手袋、元は作業用の手袋として重宝されていたらしい。
例えば、冬季の魚市場とか、寒くて冷たいのに水を使う職場向けだったらしい。
しかも当時は「青色」
それが派生して、登山用など向けに「黒色」が追加発売されたみたいですね

良かった。青なんてダサくてむりやん

まぁでもなんかダボっとしてるよね
分かりにくいから、手に付けてみる。

着けてみた感じ


まずは手の甲から。

次に手のひら側
最後に親指の方から

ま、手に付けてしまえば案外違和感なし。
モノとしてはクタっとしているから、まぁそんなもんよね。
イメージはホントぶかっとしたゴム手袋+手首のカフ+縛るゴムが付いたもの。


スノボの話をしているんだから、ウェアを着てみよう。
たまたま息子のウェアがあったから来てみる。
自分のは天日干し中♪

イイネ、全然違和感ない。
ウェアは少し長めだろうから、グローブも半分は隠れるしね!
さすが無難の黒色。誰も気づかないよね。


テムレスの性能


さてこの手袋、どんな性能なのか。

まず、防水・防寒テムレスから派生しているので、機能そのまま
1.防水性
2.防寒特性
3.透湿性
4.カフスによる安心感

そう、「絶対に濡れない」と言っても過言ではないグローブなのだ。コレがおすすめのポイント。

1の防水性、ここに注目
「撥水」ではなく「防水」であること。
これが重要!
たとえばいくら性能が高いスノーグローブを購入したとしても、バケツの中のぞうきんをじゃぶじゃぶ洗って絞る!なんて考えないですよね。
ソレやったらさすがに染みるでしょ?って。

だがテムレスは違う。
もともと、水の中に突っ込む前提なんだから、そんなことで水が入ったりしない!防水性では間違いなく最強クラス。

洗車にも使えるぜええ!!じゃばばばば。
スノボ以外にも用途があるというマルチプレーヤー。
がっつり洗車しましたが、ビクともしませんでした。
グローブの性能ばっかり気にしててたら、スニーカーがびしょ濡れでした。バカですね。

2の防寒性。
まぁこれは、極寒地域では無理でしょう。
前述のとおり、私の利用エリアでは山頂でもせいぜい-5℃程度
下手したら5~10℃なんて暖かいこともありますから、この手袋の機能だけでもアリです。

この写真のように、内側はモフモフのフリース生地で作られてます。
それなりに暖かいです。

ですが、重要なのは次の点
3の透湿性能。

なんやかんやで人間は汗をかきますね。正直、上記の性能だけなら単なるゴム手袋でも一緒ですね。
だがこいつは違う。
【透湿】によって、蒸気だけはそれなりに抜けてくれる。
この機能が無いと、グルーブの中が自分の汗でベタベタになってしまいます。
絶対に外せない項目です。

そして、この製品の名前はきっとココからきている。
たぶん「手が蒸れない」→「手蒸れず」→「てむれす」なのかな

この機能を実現しているのが「ウレタン」材質であるということも重要なポイント。
まぁ、長期的な対候性については疑問もある物質だけども、それはゴムも同じ。

ウレタンとゴムのとても大きな違いは『におい』ですね。
ゴム手袋はクサイ。マジ臭い。ゴムじゃんこれ、ってにおいがして手にもにおいが残ります。

テムレス君は優秀!におわない!
もう一度言います、臭くないよ!

最後の4のカフスについては、言うまでもない。手首から10cmほど上の位置で締め付けができるので、雪の侵入を防げます。
春に使うときは軽装にもなるので、ウェアの上からかぶせて使うこともできますね。

いやはや、すばらしい。よくできてますよ。


ちなみに、僕は100均のやっすい手袋と併用してます。
寒さ対策というより、蒸れ対策の補助ですね。
たしかに透湿性によって発汗の制御はできますが、すべて蒸気の時点で抜けるとも言い切れないし、何割かは冷えて液体として残ると思ってます
そういう意味では多少のこった内部の湿気は、この手の手袋に半分吸わせるイメージ。
予備をポケットに入れていても邪魔にならないですからとてもイイ。ま、保険ですね。


大きさ感


サイズ感について。自分は【LL】サイズを購入しています。

まぁLでもいいんですが、上記の通り、薄い手袋をインナーとして使っているからワンサイズ上げています

ボクの手の大きさを参考までに。数字は指の長さね。
男性としてまぁ普通サイズ、ちょっと大きめ?

<サイズ表 (cm)>
全長手のひら回り中指親指
M32.010.021.57.57.0
L32.511.023.58.07.5
LL33.012.525.58.58.0
おそらく自分のイメージより1サイズ大きくても問題ないです。
大は小を兼ねる!


種類に違いがあるよ


今回紹介しているのは、
【 TEMRES 02 WINTER 】テムレス 02 ウィンター



カフがついているのがこれ
分かりにくいけど別仕様もある。
注意しましょう。

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SHOWA(ショーワ) 黒のテムレスは現時点(2021年2月)で、3種あるっぽい。

01 手首にカフのないバカバカタイプ。
02 今回紹介のタイプ
03 ロングタイプ (これ注意。内部にフリース生地が付いてません。その分 安い)

なので、間違えずに02を購入しましょう!ワークマンでも売ってるよ!

スノーボーダーにテムレスが広がりますように!
みんなオイラとおそろいで滑ろうぜ!


記事はここまで♪


(参考)自分が使ってたスノボの板の情報


おしまい


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2021年2月4日木曜日

【K2】WWWの使用感レビューと歴代デザインを味比べ


こんにちは!
スノボ大好きな中年オヤジです。
今回は自分の備忘録ということもあり、かつてよりグラトリの名機(?)と呼ばれる、「K2 World Wide Weapon」を使っていた感想レビューをお伝えするとともに、歴代板の見た目の情報をネットからかき集めることにしました。

さて、備忘録と言っているのはあれですよ。
スノーボードの板って、イヤーモデルって言うのでしょうか。たいてい毎年新しい物が出ますよね。
性能が変わっているのかデザインだけ違うのかは正直わからない所ですが。。。
注目してる時はともかく、数年後になってそのモデルのことを調べようとしても過去の情報も少なく、いつのモデルなのかサッパリわからない!なんてことがほとんどのような。
(メルカリなどに並んでいても古さが分からない!10年落ちの古い板が平然と並んでいたりネ)

いや、そもそもメーカーさんが歴代のアイテム情報をキレイに整理して一覧にしてくれればいいんですよ。
どの業界の製造者もそろってみな過去を無視しますが、ユーザーとしては少し悲しいですね。


※ 目次 ※


歴代WWWの見た目


さて、まずは歴代のK2 WWWを並べていきまーす。
ちなみに同じ年式でもカラーパターンは数種類あるみたいよ。

◆2007-08 ロッカー
これより以前の年式もあるのかな。
海外情報を探しても見当たらない感じです。
ドクロがいる、そしてカラフル。
2007-08

◆2008-09 ロッカー
なんか女性っぽいイメージ。
2008-09

◆2009-10 ロッカー
07と同じくドクロ君。直線的かつ少しダークかな。
2009-10

◆2010-11 ロッカー
急になんかダサいくらいのポップさを狙った柄?WEAPONって書いてありますね。色々なカラーバリエーションあり。
2010-11

◆2011-12 ロッカー
よく見ると中央にニコちゃん。モジャモジャした細かい柄でWorldWideWeaponって書いてある。
2011-12

◆2012-13 ロッカー
ちょっとスプラッター感を狙ってるのかな。アメコミちっく。
2012-13

◆2013-14 ロッカー
ポップさが消えて、シャープな印象。
放射状の柄が目印。
2013-14

◆2014-15 ロッカー
パット見よくわからないけど、クルマのイメージかな。
この2年間はイラストテーマになってますね
2014-15

◆2015-16 ロッカー
サメさんがドーン。インパクト強めで逆に恥ずかしい感じもする。
(ちなみに自分のWWWはこの子♪)
2015-16

◆2016-17 ロッカー
中央にニコちゃんがいるデザイン。2012モデルに似てるけどこっちの方がスッキリね。
※ロッカースタイルの最終型
2016-17

◆2017-18 キャンバー
シンプルなデザイン。
あっさり過ぎる気がするけど、このぐらいの年代からスッキリ感を前面に出すのが主流になったような気がする。
2017-18

◆2018-19 キャンバー
突然キャンバーになった。
ツインキャンバーベースラインと呼ばれているけど細かいことはよくわからない。
細かいことは全然わからないんだけど、いわゆるハイブリットキャンバーなんじゃないかな、と思う。
2018-19


◆2019-20 キャンバー
これまたとてもスッキリデザイン。



◆2020-21 キャンバー
前年モデルとソール面は似てる方向性。
表面は地球儀と雲なのかな?

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板の細かな情報は公式ページでは非常に探しにくい。

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ちなみに以下のサイトにも歴代の情報が書いてありました。英語だけど。



使用感レビュー


それでは使ってみた体験を口コミとしてお伝えします!
僕が使っているのは、2016モデルのサメの絵が目印の子。
中古で購入したものになります。

まず自分のスノボ歴について。(必要ない?w)
はるか昔、高校生の頃に始めかれこれ四半世紀。25年も過ぎてたよ怖い。
当時スノボはまだ主流じゃないなか新しいもの好きな僕は飛びついたわけです。というか、さらに変態の知り合いがすでにアルペンでプロ活動をしてたので少し教えてもらったのがきっかけという。

滑りのスタイルとしては、正直スピード狂でガンガンとにかく滑る!カービングだぁギューーン!なんてのをメインにたまにキッカーで遊ぶことをずっとやってました。
ちょこっとスイッチや180くらい混ぜるけど、メインはスピードスタイル。

その後、40歳くらいの時キッカーで墜落してケガをしたことと体力的にガンガン滑り続けることがしんどくなり、もう少し違う遊び方をしようとグラトリに興味を持ち始めました。

もともとギア(道具)にはあまり考えがなく、というか金もないので滑れれば何でもイイやという考えでして。
基本は安物のツインキャンバーのミドルフレックスしか使ったことがなく、ここ数年はハイブリットキャンバーのミドルフレックスを使ってきました。

ここでグラトリを始めたわけですが、プレスがうまくできません。
板の反発が強すぎて上がらないし、体力の消耗も少しきつめ。
(ちなみにこの時点でノーリーF360程度ならちゃんとできる)
まぁまだヘタクソだからしゃーないか。なんて思ってたところ、このWWWを手に入れる機会に巡り合いました。
今まで柔らかい板やロッカーは敬遠してたんですよね。
ぐにゃぐにゃでバタつくよなんて言われて。でもまぁ、中古だし試してみるか、と。

そして「WWW」に乗ってみる。

なにこれすごい柔らかい。めちゃ楽じゃん!
が第一声。こんなに違うなんて知らなかった・・・
(いや、もっとまじめに道具考えろってのはマジある)

そしてロッカーボードってこんなのなんだね!
昔のキャンバーと違って今のハイブリットキャンバーでも逆エッジ感は結構抑えられてたけど、このロッカーは逆エッジでコケる気がしない!くるくるくる~~~
いやマジ知らなかった。なにこれ楽しい。
初心者用、なんて言われてる意味がよく分かった。自分は初心者ではないとは思うけど、別の世界観を感じて新鮮。

色々なレビューを見ていると、柔らかすぎて反発が足らない(弾けない)なんて言われていますが、それはもっとレベルの高い人のお話なんでしょう。
グラトリをやりはじめたオジサンには「安全面」で考えてもとてもイイなって思いました。

板のしなりの感覚をつかむにはとても良いと感じてます。オーリーやノーリーのタメの感覚を練習にもイイな、と。
しばらくこの板で練習をしてから、別のちょっとイイ板に乗り換えようかな~って思ってます。
何せこの板はもともと価格抑えめだし、型落ちや中古が2万円以下くらいでお手頃に入手できるのがおいしいですね!

Youtubeでのレビュー動画(僕じゃあない)

この動画で使っているモデルは 2019-20モデルなので、ハイブリットキャンバー化してるもの。フレックス感はシリーズ歴代同様とおもわれます。
こんなに上手にやれるわけない!
このレベルの方々は何使っても素人目からはスゲーと見えるに違いないゾ。
ぅぅぅもっと練習せねばっ


ソフトフレックスって


さて、デメリットとしても言われる柔らかさ。
たしかに高速カービングで走り抜けようとするとバタつきは結構感じます。
が、正直思ってたほどでもなかったというのが僕の感想。

ネット情報なんかではダメだーなんて書かれているので、全然滑れないくらいひどい物だと思い込んでたけど、別に滑れるじゃん。ただすごい疲れるね。
そもそも その領域を求めてこの板を選択することが間違っている気がします。

今回、個人的に思ったのは僕のような体力の落ちた40代の中年ボーダーにはこのくらいのソフトフレックスありだな、と感じたこと。
そしてグラトリ楽しいね!体も温まるしね!
ぶっとばして滑るだけならスキーでもできるし、ボードならではの楽しみ方がグラトリなのかなーなんて。


なんか後半個人的なつぶやきになってしまいましたが、今回はここまで。
評価は参考になったかな?



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