※下記情報は、ドローンに関する法律の改訂が進められており、古い情報となっております(2021年1月7日追記)
こんにちは!
昨今、テレビをみていると様々な場面でドローンによる空撮を見かけますよね。高所から見渡す景色はとてもキレイに見えます。
あー、いいな。あんな空からの写真や動画を自分でも撮りたいな。。。
そんな想いを多くの人が持っているかと思います。
もちろん僕もそんな一人。
でもドローンなんて難しそうだし。。。
スクールとか行かなければいけないの?
何を選んだらいいの?
何をしてはいけないの?
…そんな悩みもあるかと思います。
そんな初心者の方にこの記事を送ります。
僕にとっても未知の世界なので色々と調べつつ、ドローンの世界に挑戦してみました。
以下の内容は主にドローン本体重量200グラム未満の小型ドローン「トイドローン」に属する対象について記載します。
(記載内容については正しいとは限りませんのでご自身でも確認をお願いします)
1.飛ばすだけなら簡単!
結論から言うと、(家の中で)飛ばすだけなら想像を遥かに超えるレベルで簡単です。
そして楽しい!
もちろん慣れるまでは何度か墜落することにはなりますが、そんなに簡単に壊れたりしません♪
ドローンが簡単というワケ
1)自動高度維持
2)真横に動ける
とにかくこの2つ2)真横に動ける
1)自動で空中に静止してくれる!
これがすごい。
ひと昔前の手のひらサイズヘリコプターを持っているのですが、コレはとても難しい。一定の高さに維持させるために、上昇スイッチを微調整し続ける必要がありました。
でもドローンは、必要な高さまで上がってしまえばセンサーによって自動高度維持してホバリングをしてくれます。
その操作も(僕のドローンの場合)左スティックの上下操作だけ!
あら簡単。
コントローラーから手を放して置いていても、ドローンは空中浮遊しています!
2)真横に動ける!
例えば車のラジコン。右に行きたいときには真横に動けないですよね。
右斜め前方向に進んでいくしかありません。
でも、ドローンは違います!真横に動けるんです!
これが最大の特徴。車のラジコンより簡単!
(僕のドローンの場合)右スティックで前後左右に動きます。平行移動するイメージ。
あら簡単
これとは別に平行回転もできますが、そんなの使わなくても飛ぶ!
もちろんカメラをうまく使おうとするなら覚える必要ありますけどね
そんなわけで、ドローン飛ばすだけならスクールなんて必要ないですよ!
あれは、業務として必要な人向けですかね。
いや、そもそも業務向けであっても、おもちゃのドローンで操作に慣れて経験時間さえあれば関係ないですね。
飛ばすことそのものに免許があるわけでもありません
スクールで何を教えているのか疑問。
でも、外で飛ばすには法律の知識は必要なので、それは知っておきましょう!(後述)
2.僕が購入したドローンを紹介
Holy StoneのHS-160という機体を購入しました。
1万円を超えたくなかったのと、バッテリーが2個付属というのも決め手。
本体が折りたたみタイプなので、小さくコンパクト!と思っていたけど、コントローラが結局邪魔なのであまりコンパクトにならない(笑)
いや、でもこれはイイ!とても楽しめますよ。
大きさはスマホくらい。
重さは約80グラムなので、ポッキー1箱くらいかな。スマホの重量感と比較するとかなり軽くて気持ち悪いです。
充電は取り外したバッテリーに、付属のUSBケーブルをつかって行います。バッテリーへの差し込みが棒状なのですが、パチっとはめるのが最初少し怖い。
音がなるまでグッと差し込む!
2A出力の充電器に挿してます。充電は1時間かからないくらいかな。
充電完了すると、USBコネクタが光ります。
操作は日本語のマニュアル通りにやれば簡単!
なによりも「自動高度維持機能」が優秀なため、ある程度適当な操作でもホバリングで一定高さに留まります。
これスゲー!
でも最初は、無風の家の中で練習することを強くオススメ。
飛んでいる姿はまるでデロリアン(古)
前側は白色、後ろは赤色で車のようにランプが光るので向きはわかりやすいです。
操作は「前後左右の平行移動」と、「左右回転」。
左右回転で前後方向が逆になると、当然左右方向も逆になるので慣れないと大変。
しかし!
頼もしい手段が用意されていて、「自分との位置関係を把握して、ドローンの向いている方向にかかわらず操縦者からの方向感で動かすモード(ヘッドレスモード)」も搭載されています。
ボタンで設定できるので楽々ですよ。
ただし、電源ONの際にちゃんと向き合わせを行う必要があります。ご注意を。
ではでは、屋外飛行に挑戦デス。
屋外で飛ばすのはかなり難しいです
なぜか。。。
それは風!!!
普段感じるそよ風。心地良いそよ風。
そんな穏やかな風でも、風速1M/secほどあります。
空中を飛んでるドローン、そして軽量なトイドローンにとっては結構辛い。
秒速1メートルでどんどん流されていきます。
これはかなり焦ります。
速度設定を3か4の高速モードでなければ風に逆らえず制御不能になります。
でもね、慣れればこんな感じで楽々ぴゅーん!
ただ、50メートル程度しか電波が制御できないのであまり遠くまで飛ばすとマズイです。
自動検知して戻ってきたり、止まったりしないのでどっか行っちゃいます(笑)
まぁ、なんどか墜落(5Mくらいの高さから緊急停止とかで)してますが、まだ壊れてません。池にも少し落ちましたが生きてますね。
動画や写真はドローン単体ではできません。
Wifi接続でスマホとつなぎ、スマホ側で記録(専用アプリ使用)します。
画質は、まぁこんなもんかな。少し暗い。
カメラは前方のみ。上下左右30度程度の範囲で事前に向きを変えておくことができます。
動画はAVI形式で保存されてます。
飛行時間は8分程度でしょうか。
バッテリー2本で約15分。
それなりに満足できる時間だと思ってます。
多分コレ以上の時間を連続運転するとモーターが焼き付くと思うので、いい頃合いかなと遊んでます(^^)
3.予備バッテリーの重要性
電池の持ちについて、、、
上にも書きましたが、僕のHS-160はざっくり8分位飛ばせる感じです。
間違いなく1個だけだと不満が残ります。
必ず予備バッテリーを準備しましょう!(2個あれば十分!というか、ソレ以上はモーターが焼き付くのでむしろ不要)
そう思います!
4.お外で飛ばすには知識は必要なの
前述のとおり家の中で飛ばすなら想像を遥かに超えるレベルで簡単です。
そして楽しい!
でもやはり外で飛ばしたくなりますよね!
でも、外で楽しむうえで知らなければいけないこともあります
まず、上にも書きましたが風で飛ばされる!
これが非常に怖い。
本体が軽いトイドローンは、想像を超えるレベルで風に飛ばされます。
普段肌に感じるそよ風は、風速1~2メートル/秒程度です。
が、逆に言えばこの程度の風でも、5秒後には10M程度飛ばされた位置にいるということ。
その風に流されないような操作が必要になります。
まぁ、慣れですけどね。
これは重い機体のほうが影響が少ないです。形状もありますが、、、
後で説明する制限もあるのでトイドローンの限界重量200gギリギリの機体を選ぶのがベストなのでしょう。
おすすめはこの機体かな。
カメラの取り外しはできないけど、キャリングケースも付属。予備バッテリーもついてます。 | |
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まぁそれも重要ですが、それよりも知っておくべきこと!
「法的に制約が多い」のです。
1)地域の制約 (航空法)
2)空域の制約 (航空法)
3)電波の制約 (電波法)
ざっくり簡単に分けるとこの3つがあります。2)空域の制約 (航空法)
3)電波の制約 (電波法)
(細かいこと言うともっと色々ありますが、常識的な部分や各地域の条例などもありますので。)
例えば、車の運転をするのに免許が必要なのは誰でも知っていますし、無免許で運転すると逮捕されますよね。
これと同じく、空にドローンを飛ばすには法的な制約が存在しています。
知らずに外で飛ばしていると最悪の場合 逮捕、前科一犯になる可能性がありますよ。
気軽に買える金額のものが出回り始めましたが、知らずに購入するのは非常に危険です。
どこにでも包丁が売っているからといって、どこにでも持ち歩けるわけでは無いのです。
5.重量200グラムが分岐点
バッテリー以外の取り外し可能な付属部品(カメラやガードなど)を除く本体重量200g以上のドローンは航空法上の無人航空機の一部に該当するということで、制約が厳しいです。
一番大きな事として、市街地では「申請無しで」飛ばせません。
ここでいう市街地とは正しくは’人口集中地区’として、人が多い地域に指定されています。
正直、田んぼだらけの地域以外無理っぽい指定具合です。
↓このリンク先の地図に赤く示された部分がソレです↓
【国土地理院 地図】
そもそも、建物や人から30M以上離れていないとダメとかいうのもありますし、わざわざ申請するなんて考えるだけでゾッとしますよね。
申請は案外簡単らしいですが、遊びたいだけだもの。無いわー。
ドローンで配達をしよう!なんて話をニュースで聞きますが、日本では無理な気がします。法整備とか後手後手の国ですからねぇ。
となると、200g未満の「トイドローン」を買うしか無い!
という結論に落ち着くのです。
でもね、公園であっても「ラジコン禁止」なんて場所ではトイドローンでも当然NGですね。愛知県では県営公園ではドローン禁止、となっているようです。
6.空港周りがなんとも厳しい
だがしかし、トイドローンにも規制があるのです。
2)の空域の制約と書いたのがソレ
一つは重要施設付近での飛行禁止
国会議事堂とか、首相官邸とか原発とか。まぁ、常識的にダメですよね。
300M以内の地域では止めときましょう。
もう一つが、空港近辺。
コレ、個人的には非常に苦しい。僕、空港の近くに住んでるんですよ。これもあってかなり調べることになったのです。
滑走路からの距離に応じて、ドローン飛行高度が制限されています。
こんな感じ!(上記の国土地理院の地図にも記載の図)
我が家は、進入表面の直下に建っています。滑走路端からおおよそ500Mの距離です。進入表面の高度制約は2%勾配なので、およそ10Mの高さ以上には飛ばせないという事になります。
屋根までの高さですね。
当然、建物もこの高度制約の中に建っているので屋根さえ超えなければOKという感覚ですね。
…屋根に乗せている太陽光パネルの点検に使いたかったんだけどなぁ。。。
まぁ、空港近くに住んでる人は限られるでしょうが。
(主要国際空港はかなり制限範囲が広いので要注意です)
(参考)国土交通省 ドローン規制について
7.電波法の罠
今までの話はなんとなくイメージがつくとは思います。
・でっかいドローンが落ちてきたら危ない!
・飛行機に当たったら大変!
でも電波は見えないし分かりにくい。とは言え無視はできませんよぉ。
僕 Amazonでドローン購入しましたが、Amazonにはとても多くの品目が出品されています。しかしこれがまた分かりにくい。
上記の本体重量もぱっと見では見つかりませんし、ここで書こうとしている電波関連についても明記されていないことが多いです。
コレに注目!
1)国内認証済(技適)を選ぶ!
2)2.4GHz帯のものを選ぶ!
3)操作距離が長いものは危ない!(禁止電波帯域かも。)
2)2.4GHz帯のものを選ぶ!
3)操作距離が長いものは危ない!(禁止電波帯域かも。)
まずは技適対応済みか確認しましょう。そもそもAmazonで売っているアイテムは怪しいものが多くて細かな仕様が記載されていないことが多い&わざとボカしているようにも見える。
しっかりと詳細仕様や質問内容などから、重量や技適対応の有無を確認しましょう。
技適であっても使用電波の周波数が5GHz帯のものがチラホラあります。これには「第4級アマチュア無線従事者免許証と無線局の開局 」が必要となる場合があります。
細かい判断をするにはそれなりの知識が必要になってくる、、、
のであれば、
うん、やめておこう。2.4GHzなら間違いない!
あとは買うだけですね♪
みなさんもトイドローンにチャレンジしてみてください!
楽しいですよぉ
今回はここまで🐕
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